Dashboardにはまる

2006年2月24日金曜日
Dashboardにはまる

しばらく開きましたが、すっかりiMac君がお気に入りです。問題はWindowsと微妙なキー配置が違うことで、職場と家との切り替えがちょっと面倒なこと。まあそれもまた慣れってことで。

いろんな機能がついていることに、徐々に気づいてきました。今気に入ってるのがDashboard。その上でWidgetというソフトウェアが動いていて、それらがクリックで画面の外からういーん、と現れてデスクトップ上に表示され、またクリック1回でういーん、と画面外へ消えていくMac OS Xの目玉機能。「こんなの、何がいいんだろー」と最初思ってたのです。しかし、しばらく使っているうちにこれが案外面白いことに気づきました。最初「あ、これ便利だな」と思ったのが翻訳と辞書機能。ホームページとか見てて、単語を調べたいとき、ふと気づいてこれを呼び出し、単語を入れてみて「おーなるほど、こういう使い方か~」と思ったのでした。普段は隠れてるのでデスクトップ上の場所をとることもないし、出てきたときも透明スクリーン上に乗ったような雰囲気で登場してくれるので、開いているサイトの文字を見ながら翻訳機能を使えます。なかなかすぐれものです。

ディフォルトで付箋や時計、天気予報、カレンダーなどが入っているので、それらを動かしていますが、いろいろ調べているうちに、このWidgetというやつが、HTMLとJavaScriptと画像、そして設定ファイルだけで出来ていることを知りました。それなら私でもいけそうですよ。と、本を買ってしまいました。

Happy Macintosh Developing Time ! ProgrammingDashboard 始めてみようウィジェットプログラミングHappy Macintosh Developing Time ! ProgrammingDashboard 始めてみようウィジェットプログラミング
木下 誠

ビー・エヌ・エヌ新社 2005-06-08

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



JavaScriptとHTMLということは、動いているものからして、恐らくhttpでxmlを取得してDOMを使って表示とかできるんじゃないかと思ったら、案の定。とりあえずHello World!を表示させるところから始めて、思った以上に簡単なことに感動し、今LivedoorのWeather Hacksから天気予報を表示させるWidgetを作ろうと格闘してます。Google Desktopの頃から気になってたのですが、日本の天気予報って「世界の天気予報」レベルだと使い物にならないんですよね。ディフォルトで入っている天気予報のWidgetも格好はとっても良いのですが、肝心の予報が全く信用できなくて、もう少し使えるものが無いかなーと思ってたのです。ただ、Weather Hacksはもちっと詳細な仕様だしてくれよぅ。「晴れ」なのか「晴」なのか、全部で種類がどのくらいあるのか、そういうのさえないんだもん。出来れば天気コードでも出してほしかったな~(確か気象庁が晴れなら100とか決めてるはず)。プログラム組むときは、漢字だと使いにくいし。あと、せっかくToday, Tomorrow, DayAfterTomorrowの情報を出してるのに、全部を一遍に取得する方法がもしや無い?

他に日本の天気予報のAPI出してるところ無いですかね(もちろんん内容が気象庁レベルのやつ)。っていうか、まず本家(気象庁)が出そうよ、営利じゃないんだから。実は天気情報APIなんて、あちこち転がってるだろう、少なくとも気象庁は出してたりするんじゃないの?と思ったら、全くそんなことなくてガックリ。海外ってこういうWebサービスがものすごく多いように思うのですが、日本は少ないですよね。サーバー負荷とか、維持が大変とか、データが勝手に使われることへの危惧はあるのでしょうけれども、気象情報ばかりじゃなくても、新刊書誌情報、ニュースリリース、様々な注意報、地震情報、新譜情報などなど、とにかく「貯める」情報ではなく「流す」情報で、かつ頻繁な更新が必要な情報は、APIは良い方法だと思うんですよね。高い金出してGoogleや他の検索エンジンに載せてもらうより前にAPIのほうが有益だと思うのは私だけかしら。

0 コメント:

コメントを投稿