アドビPodcastが結構良い

2007年9月27日木曜日 0 コメント
「アドビポッドキャスト」

Podcastもいろいろありますが、AdobeのPodcastは、CS3だけでなく、IllustratorとかLightroomとかの画面を表示しながら、ひとつひとつの機能などを説明していく形のPodcastです。6月に何かで知って、一応iTunesのPodcastフォルダの中に放り込んでいたのですが、その後Lightroomは更新されないので、あれー終わっちゃったのかなーと思っていたんです。ところが、この前更新してみたら結構追加されていました。

以前、パソコンというと恐ろしいくらい分厚い説明書と共に売られてたものですが、このところどんどんヘルプはオンラインとか、別売り冊子というものが多くなってますよね。機能が多くなりすぎて、すべての機能を説明するには紙では足らず、しかも全ての人がその全ての機能を利用するかというとそうでもなく。その代わりと言ってはなんですが、こういう形で説明するのは面白いなーと思ったのでした。すぐ「図書館でも使えるかな」と思ってしまうのは職業病?

言葉の説明だけでなく、画面も出るのでわかりやすいです。逆に持っていない人にとっても「こういうことが出来るのか」というのは良い宣伝になりますよね。特にショートカット機能は「へー知らなかった!」と勉強になりました。おすすめです。

MTを4.01にアップデートしました。

2007年9月25日火曜日 0 コメント
Macと関係なくて申し訳ありません。このブログはMovable Type(本家サイトはWordpress)を使ってるのですが、メジャーヴァージョンアップされて大分経つので、そろそろ良いだろうと4.01にアップデートしました。

このエントリはテスト投稿のようなものです。

今回は本当に管理画面がかなり変更されていて、最初途惑いましたが、投稿画面などはよく考えられた形になっていると思います。もう少し使い込んでみないとメリット・デメリットとか見えてこないかもしれませんが、とりあえず今のところは問題なさそうです。

日本語はやっぱりマイナー言語

2007年9月24日月曜日 0 コメント
iPod touchの出荷が日本でも始まってるようですね。到着報告がちらほら見られるようです。が、そこに大きな落とし穴。Windowsで使えなかったんですって。

iPod touch国内で出荷開始、日本語Windowsで操作不可の不具合 (Engaget Japanese)

iPod touch、商品到着と同時にWinユーザーから不具合報告多数--「確認できていない」とアップル(CNET Japan)

iPod touch、Windowsユーザーで不具合報告多数(スラッシュドット・ジャパン)

記事の情報をまとめると、日本語Windowsの一部バージョンで(というか、それがシェアの大部分を占めるバージョンで)、接続してもiPod touchが使えるようにならないとのこと。ここを見てる人は恐らくWindowsを持っていても、同時にMacを持っている人が大多数だとは思いますが、日本国内でMacのシェアは本当に数パーセントですからね。ちょっと前に、極楽!ジョージアカンパニーのワンクリックアンケートで、「パソコンはWindows?Mac?」というのがあったのですが、Macの人は全体の5%でした。あまりに少ないのでびっくりしちゃいましたよ。実は、このサイトは私の本家サイトよりもずっと検索エンジンからの訪問率が高いのです。最初はMacのシェアが小さいとは言っても、案外いるんじゃないのと思っていたのです。しかしこのところそれは勘違いだと気づきました。あまりにも日本語でのMacの情報がなさ過ぎて、こんなサイトでもタイトルにMacって入ってるし、Mac関連の情報が多いしで上位に表示されてしまうってことなんだと思い直したのでした。オフィシャルサイトでも、ある程度深いところまで行くと英語しか無かったりしますしね。

以前、SafariのWindows版が出たときにも、「Windowsでの不具合報告をしたら、Appleから「Windowsが無いので確認できない」と言われた」という噂が流れました。今回、記事によるとほぼ100%の再現率で、こんな基本的かつ致命的な不具合が出てるところを見ると、冗談と思われたそんな噂も、本当の話なのかもしれません。

図書館にも様々なソフトウェアが入ってきます。図書の付録としてついてくる場合もあるし、元々DVD−ROMなどで発売される資料もあります。大学なので、そうした資料は様々な言語のものが含まれます。Macの場合は、どんな言語でも単にインターフェースを変更するだけなので関係ありません。今このMacを英語表示にしたいと思えば、その場で出来るという優れものです。しかしWindowsはそうでは無いのです。Vistaはまだ職場で導入されてないのでどうなのかわかりませんが、ちょっと前のヴァージョンが推奨環境になっているソフトウェアだと、日本語版Windowsでは動かないものも多々あって、仕方なくいまだに英語版Windowsを仮想環境で構築して提供してます。

一々様々な言語のOSを試せるかよ、ってことなのかもしれません。AppleとしてはiPodを売ることで、同時にiPodと親和性の高いMacを売りたいのだろうし、英語版Windowsで確認して何の不具合も出ないものが、なんで日本語版だとダメなんだよ、というところなのかも。日本語ってやっぱり世界の中で見るとマイナー言語で、それを問題なく操れる人口も少ないし、2バイト文字である日本語ローカライズによって、もしかするとWindowsはOS自体にもかなり手が加えられているのかもしれません。

さあAppleはどうするでしょうね。あくまでWindows側(しかも日本語Windowsという非常にマイナーなOS)の問題で、対応できないと言うでしょうか。それとも次のアップデートで直ってくるのでしょうか。

最初の頃にも書きましたが、本当にiPodを使うなら、Macのほうがずっと便利ですし、やはりiPodはMacとリンクして使うという考え方で作られてるんです。これは自宅のMacに入れてある情報を出先で確認するのにも使えるツールなんだなーと感じたのもMacを買ってからでした。というわけで、こんな事件からでもiPodユーザーの一人でも多くがMacを買うことで、もう少し日本語でのMacのシェアが大きくなれば、もう少し日本語での情報も流れるんじゃないかなーと思う今日この頃です。

ちなみに今日銀座行ったついでにApple Storeを覗いてきましたが、まだtouchの展示はありませんでした。残念。

(9/25追記)

Appleが不具合を認め、正式対応するとの報道が出ました。今週後半にアップデートされる予定だそうですよ。さすがに「使えない」と言われてしまうと無視はできなかったですか。

(9/29追記)

不具合が修正されたiTunes 7.4.3 for Windowsが発表されてました。でもMacはヴァージョンアップはないようです。

GyaOがMacで見られるようになるかも

2007年9月20日木曜日 0 コメント
GyaOがMicrosoft Silverlightを採用するというニュースが出てました。

【REMIX07】USENが「GyaO」をSilverlightへシフト,Mac対応とDRMに期待:ITpro

大手の無料映像配信サイトは、Windows Media Playerを使うところが多く、Macは最初からはじかれることが多かったのです。GyaOが対応することで、他も追随する可能性はありますよね。これでGyaOがMacでも普通に見られるようになるでしょうか。あくまで予定であって、Microsoftの開発状況によるということらしいのが不安ですが。。。

とりあえず10月からSilverlightで配信されるコンテンツが出てくるようです。来年を楽しみに待ちたいと思います。

iPod touchも展示?

2007年9月13日木曜日 2 コメント
アップル - 新しいiPodファミリーのご紹介です

新しいiPodを紹介するイベントが、ヨドバシ、ヤマダ電機、ビックカメラで行われるそうです。「開催日、時間、展示機の有無は店舗によって異なります」だそうなので、iPod touchが全店舗で見られるわけではないのかもしれませんが、見てみたいですよねー。

でも外の店舗でやるなら、アップルストアにも展示されるのかな<iPod touch。既に見た方いらっしゃいますか?





nanoとclassic見てきました

2007年9月10日月曜日 0 コメント
銀座に買い物に行ったついでにAppleストア銀座でiPod nanoとiPod classicを見てきました。

特にiPod nano!本当に小さい、そして薄い。写真で見てたときは可愛らしいデザインだと思っていたのですが、あれだけ小さいと細部がどうのこうのというより、「小さい!」というところが強調されてしまいますね。本当に小さくてびっくりしました。前のnanoもかなり小さいとは思ってましたが、この小ささは鞄の中で行方不明になることが懸念される小ささです(笑)。

iPod nano、classicともにインターフェースが大分新しくなっていて、それはとても羨ましかったです。検索とかもできるんです。メニューが半分のところに浮いて出るのも良いですね。カバーフローもパソコンと同じような感じでできます。やや読み込みに時間がかかって、カクカクしている感じではありましたが、十分実用に耐えうるレベルです。iPodは聴く曲を選択するまでがちょっとやっかいだったので、これは良いなあと思いました。

新製品発表後、初の日曜日の今日はストア内も満員で、みんなiPodを真剣にいじっていました。

iPod touchは日本でも成功するか

2007年9月8日土曜日 2 コメント
水曜日(日本では木曜日の明け方)、いろいろと噂の飛び交っていたAppleのイベントで、iPodシリーズが全面更新されました。一番の目玉はiPod touch。iPhone-電話のiPodシリーズとしてとっても人気になっているようです。

まだ実機を見ていないのですが、ここ数日の記事をみていると、実は単純にiPhone-電話というだけではないようで、「うーん、もうちょっと?」という部分がいくつかあるようです。

結構驚いたのが入力デバイスがついたのに、同期したカレンダーを編集することができないこと。iPodは簡単にMacのカレンダーを同期してくれるのですが、唯一の欠点が閲覧が出来ても、スケジュールを追加できないこと。結局携帯に同期できるほうが楽?(あるいはGoogle Calendarに携帯で接続できるほうが楽?)と思ってしまいます。Safariはあるので、それこそGoogle Calendarに接続できるのかもしれませんが、モバイル用SafariでもGoogle Calendarは表示できるのかしら。Wi-Fiついてるのに、メーラーも無いそうです。

またBluetoothはついていないので、Bluetooth対応の周辺機器は使えなさそう。

だったら、iPod classicやnanoでもいいんじゃ・・・と思ってしまうところです。

多分このiPod touchの最大のウリは、Wi-Fiを通じて、iTunes Storeから直接ダウンロードできるということなのではないでしょうか。Wi-Fiをつけたのは、インターネットに接続できるよ!ということを言いたかったのではなく、iTunes Storeに接続できるよ!ってことなんだと思ったのが、このプレスリリース。

Apple and Starbucks Announce Music Partnership (日本語抄訳:アップルとスターバックス、音楽ビジネスの提携を発表)

あるスタバに入ると、自動的にネットワークを認識して、Wi-Fi版iTunes Storeに無料でアクセスできて普通に使う他にも、「今お店で流れている曲」が簡単に分かるようになっていて、それをダウンロードしたりもできるらしいです。昔から「お店で流れている曲を知りたいときには」という記事とか「お店で流れている曲をケータイで買う」というシーンも想定するようなサービスというのはありましたが、これは正に「そのために作られたサービス」。「そのためにWi-Fiつけました。新しいiTunes Wi-Fi Music Storeも作っちゃいます」という感じです。このサービスは確かにすごく魅力的。制作者側にとっても発売機会が増えるのは嬉しいでしょうし、今までお店で「この曲いいなー」と思っても、わざわざ店員に「この曲なんですか?」と尋ねたり、曲名を控えてオンラインでも何でも別の場所で購入するっていうハードルは結構高かったと思うのです。しばらくしたら音の羅列でしかない曲なんて、思い出せなかったりしますしね。それが、あ、いいなーと思ったら手元のiPodでダウンロードできるってなんか未来的で、本当に"it's very cool"ですよね。最初はシアトルとニューヨークから始めて、徐々に広がっていくそうです。これってスタバだけじゃなくて、様々なところでやったら面白そうですよね。コンビニとか、書店でも良いし(オーディオブックを売ったりとか?)、映画館も現在上映している映画のサントラとか売れそう。

しかし!じゃあ日本はどうなのということになると思うのです。日本でのこの事業展開は不明。iTunes Wi-Fi Music Storeは世界中で提供されるようですが、日本ってフリーの無線スポットは少ないし、ケータイでどこでもアクセスできるのに、あえて音楽を買うためにケータイや家とは別の無線スポットの契約をするかなーというのは疑問です。タッチスクリーンだけで1万以上違うって言われたら、ちょっと引いちゃいますよね。

「えーカメラもついてないの?」「電話も出来ないの?」「メールもダメ?」「インターネットに接続できるけど、別に契約が必要?」「で36800円?同じ容量のnanoは23800円なのに?」って感じ。PDA文化が育たなかった日本では、ケータイとは違うアプローチが出来ないと厳しいように思います。

というわけで、touchの売れ行きをなまあたたかく見守って行きたいと思います。いずれにせよスタバじゃなくてもいいから、日本でも無線LANスポット&iTunes Wi-Fi Music Storeサービスを展開して欲しいなあ。そしたらtouchの製品としての魅力も上がると思うけど。音楽がかかっている場所って本当にあちこちにあります。特にお店とかで流す場合は営利なので、JASRACとかに著作権使用料払ってるんですよね。その著作権使用料を払う代わりに、フリーの無線LANスポットを置いて、iTunes Wi-Fi Music Store(だけじゃなくてもいいけど)で「只今流れている曲は・・・」と紹介するというのも、ひとつの解決方法かなーと思います。