iCalとGoogle Calendarが同期できるようになった・・・けど

2008年7月30日水曜日
Outlookに先に対応されちゃいましたが、iCalでもGoogle Calendarと双方向の同期ができるようになりました。iCalで編集したら、Google Calendarにも同期されます。今までも同期のための様々なサードパーティ製ソフトウェアやサービスがありましたが、そんなに高度なことをしないのに(単にスケジュール管理したいだけなのに)、無料サービスとOS付属のソフトウェアの利用に、有料のソフトウェアを使うのが抵抗あったんですよね。

が使ってみて、ひとつ不具合発見。iCalから日本語文字列のあるイベントを編集すると、イベント名が文字化けするんです。参照でGoogle Calendarのデータを見られるようになったときも、同じようなバグが起きてましたけど、Google Calendar側で修正すると、iCal側では問題なく表示されるんです。CalDAV自体が日本語通らないとか?もうちょっとだなー。Googleサポートにメール出せば速攻対応して貰えるかしら。

Leopard で搭載されたCalDAVプロトコルを使う方法で、iCal 3.x以上でないと使えません。また、今回のGoogle CalendarのCalDAVサポートは、公式的にはGoogle CalendarとiCalだけで使うことが想定されてて、他のCalDAVサポートソフトウェア(例えばMozillaのSunbirdとか)はサポートしないと言う見解だそう。

英語が問題ない方は、こちらを見ていただいて、iCalとGoogle Calendarを同期する方法。

1. iCalを開く
2. メニューバーから環境設定を開く
3. アカウントタブをクリックし、下にある+マークをクリックしてアカウントを追加(アカウントタブにある他のチェックボックスはいずれも選択しないこと)
4. ポップアップスクリーンで、以下の情報を入力

説明: CalDAVカレンダーリスト内での名前(なんでもOK)
ユーザ名: Google Calendarで利用しているemailアドレス(@以下のドメイン名も含む) 
パスワード: Google Calendarのパスワード
5. サーバーオプションのAccount URL欄に[ https://www.google.com/calendar/dav/ [ your Google Calendar email address ] /user ] と入力。 たとえば、メールアドレスがCalendarfriend@gmail.comの場合、

https://www.google.com/calendar/dav/calendarfriend@gmail.com/user と入力。
6. 追加ボタンを押す。

これで設定終了。メインのカレンダーがiCalに表示されるはずです。ただ、ここで同期されるのは、メインのカレンダーだけ。これってちょっと面倒ですよね。大抵の人は、仕事用とプライベート用と最低でも2つくらいには分けてると思うのですが、私はさらに映画・イベント関係と、競馬関係で分けてたりするんですが。

もちろん、それらの2つ目以降のカレンダーも同期できないわけではありません。

1. Google Calendarにログイン
2. 同期したいカレンダーの左にある▼をクリックし、カレンダー設定をクリック。
3. アドレスのところにあるCalendar IDをコピーしておく。
4. これで、上の1~4まで同じようにやり、5.でURL生成時に使ったメールアドレスの代わりに、CalendarIDを入れる。

というわけで2個目も完了。3個目、4個目がある人は全部どうぞ。別にiCal側で修正したりしない、という場合は、カレンダー>照会にiCal対応URLを入れてしまって、参照だけにしてしまっても良いと思いますけどね。

初期設定では、同期間隔が15分に設定されてますが、環境設定のアカウントタブで、各アカウントごとに表示されてる更新間隔を短くしたり、長くしたりできます。また、Appleキー+Rで強制更新できるそうです。(眼からうろこ)


0 コメント:

コメントを投稿